社外より社内でのダイアログやってみれば?
前の記事で組織間のサイロを感じる瞬間について書いてみました。
一人でも”わかるわかる”と思っていただける方がいれば幸いです。
そこで今回ですが、
そのサイロを少しでもクリアにするための手法について考えていきたいと思います。
そうダイアログについてです。
ここでは社内向けのインナー版としています。
みんなぁ、社内で話し合ってるか〜い?
各社、色んな広報誌やサイトやらで社内対談記事とか出てますよね。
特に採用関連だと、話し手の素顔もわかるし良いコンテンツだと思います。
CSR界隈でもダイアログの重要性はかなり認知されていて、外部ステークホルダーを交えたダイアログを年間の活動計画にしっかり盛り込んでいる企業も多数見受けられます。
だがしかし、外部とのダイアログはやっていても社内のダイアログって意外とやってなかったりするんじゃないですか?
そう!そこのCSR担当者のアナタ!!!
どうですか?
そこのIR担当者のアナタ!!CSR部署の方と膝詰めで話し合ったことありますか?
実は社内で話し合うほうが難しい(面倒くさい)?
これは筆者の推論ですが、社内で話し合う方が難しいというか面倒くさいってことあるんじゃないでしょうか。
CSR部署からすれば、外部の有識者のほうが、話が通じやすいしお互いのメリットも感じやすいから場を設定すること自体はやりやすいんだと思います。
支援してくれる会社もありますからね。こんな記事を見つけたのでご紹介します。
反対に社内ダイアログのほうが色々と準備大変そうですよね。
CSR部署の方がいくら熱心でも隣の部署はだ〜れもCSRに興味なかったりするわけで。
特にIR部署にいる方は長年財務情報で企業を語るプロフェッショナル集団ですから、そこにCSR部署の人が乗り込んでいくのは、かなり勇気もいりますよね。
だからといって、お互いが疎遠なままではいられないのが、統合報告書やESGによる企業価値判断が広まっている現状です。
統合報告書をきっかけにまずは一歩ずつ歩み寄ってみれば?
お互い大人ですから、なにかきっかけがあればいいと思うんですよね。
こういうときに統合報告書を活用してもらえばいいんですけどね。
組織のサイロを壊すのは生半可なことではありませんが、千里の道も一歩からですよ。
目指すは、お互いの得になることは積極的に協力しあう関係性をつくること。
お互い人間なんですからわかり合えますよ、ねぇ。
※ずいぶんと組織間が仲悪い想定で書いていますが、別にみなさんこうではないと思っています。あくまで筆者の妄想です。
最後までご精読いただきありがとうございました☆